「買い物メモをつける」だけでそんなに変わるの?と半信半疑な方も多いかもしれません。でも実際に「メモなし買い物」のコストを数字で見ると、じわじわと効いていた損に気づくはずです。

「ついで買い」「なんとなく買い」の積み重ね

スーパーでの衝動買いには、大きく3つのパターンがあります。

1回ひとつは数百円でも、週3回スーパーに行くとしたら毎回発生します。年間に換算してみましょう。

衝動買いコストを計算すると

1回の衝動買い金額週3回・月12回年間コスト
200円2,400円/月約28,800円
500円6,000円/月約72,000円
800円9,600円/月約115,200円

週3回のスーパーで毎回500円の「メモにない買い物」をしているとすると、年間で約7万円です。「節約しているつもりなのになぜか食費が減らない」の正体がここにあります。

買い物メモがある人とない人の違い

メモがない場合、スーパーで目に入ったものがすべて「買うかどうか」の検討対象になります。特売品を見かけるたびに判断が発生し、疲れた頭で「まあいいか」とカゴに入れる。これが衝動買いの仕組みです。

一方、メモがある人は「今日買うもの」がすでに決まっています。メモ以外の商品は「今日の対象外」として判断を省略できるため、余計なものを買う回数が自然と減ります。

メモの効果は「記録」より「事前計算」にある

買い物メモの本当の効果は、記録することよりも「入店前に合計の見当をつけられる」ことにあります。

「今日は鶏肉・野菜・豆腐で大体2,000円くらいかな」と把握してからスーパーに入ると、特売の菓子をカゴに入れようとしたとき「これを足すと2,500円になる。予算は2,500円だったな……」と立ち止まれます。合計がわからない状態だとこの判断ができません。

デジタルメモなら計算も自動でできる

紙のメモでも効果はありますが、合計を計算するには手間がかかります。スマホの買い物メモアプリを使えば、商品を入力するたびに消費税込みの合計が自動で更新されます。

「今日は3,000円以内に収めたい」という日も、合計が見えていれば自然と手が止まります。年間7万円の衝動買いコストを少しでも減らすために、まずは今日の買い物から試してみませんか。